二級ボイラー技士 燃料及び燃焼 練習問題 第56問: 固体燃料の流動層燃焼における流動化のしくみと特徴に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
固体燃料の流動層燃焼における流動化のしくみと特徴に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解: 4. 流動層燃焼は、炉内に敷いた砂などの粒子層に下方から空気を吹き込み、燃料粒子とともに沸騰しているように流動させながら燃焼させる方式で、伝熱がよく低質な燃料も燃焼させやすい
流動層燃焼は、炉内に砂・石灰石などの粒子を敷き、その層の下方から空気を吹き込んで、粒子と燃料を沸騰しているように激しく流動させながら燃焼させる方式である。粒子が激しく動いて燃料とよく接触し、伝熱面への熱伝達も良好であるため、低質な燃料や多様な燃料でも安定して燃焼させやすいという特徴がある(選択肢4が正しい)。「層内の粒子は静止したままで燃料だけが移動する」は誤りで、流動層では下方から吹き込む空気によって砂などの粒子自体が激しく流動する(選択肢1は誤り)。「空気を送らずに自然対流のみで燃焼させる」は誤りで、流動層燃焼は下方から強制的に空気を吹き込むことで層を流動化させる(選択肢2は誤り)。「燃焼温度が非常に高く灰が溶融しやすくクリンカが多量に発生する」は誤りで、流動層燃焼はおよそ700〜900℃と比較的低温で燃焼するため、逆に灰が溶融しにくくクリンカ(灰の溶融固着物)の発生が少ない(選択肢3は誤り)。「気体燃料専用で固体燃料には使用できない」は誤りで、流動層燃焼は石炭など固体燃料の燃焼方式として用いられる(選択肢5は誤り)。
関連キーワード: 流動層燃焼・流動化・固体燃料・低温燃焼・伝熱
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