二級ボイラー技士 燃料及び燃焼 練習問題 第52問: 重油などの液体燃料の燃焼のしかた(燃焼形態)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
重油などの液体燃料の燃焼のしかた(燃焼形態)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解: 4. 液体燃料は、液面や噴霧された油滴の表面から蒸発した可燃性蒸気が空気と混合して燃える(蒸発燃焼)
重油などの液体燃料は、液体そのものが直接燃えるのではなく、液面や噴霧された油滴の表面から蒸発した可燃性蒸気が空気と混合し、これに着火して燃える。これを蒸発燃焼という。液体燃料をバーナーで霧化するのも、微粒化して蒸発を促し可燃性蒸気を効率よく発生させて燃焼を良くするためである(選択肢4が正しい)。「液体のまま炎を出して燃え蒸気になる過程はない」は誤りで、液体燃料はまず蒸発して蒸気になり、その蒸気が燃える(選択肢1は誤り)。「いったん固体の炭素になってから燃える」は誤りで、液体燃料の主体は蒸発した蒸気の燃焼であり、固体炭素を経由するわけではない(酸素不足の場合にすす=炭素微粒子を生じることはあるが、それは正常な燃焼形態の説明ではない)(選択肢2は誤り)。「加熱しても蒸発せず液体のまま酸素と反応して燃える」は誤りで、燃焼には蒸発の過程が不可欠である(選択肢3は誤り)。「霧化しても蒸発せずに燃焼するため加熱による粘度調整は不要」は誤りで、粘度の高い重油は加熱して粘度を下げないと良好に霧化・蒸発できず、加熱による粘度調整が必要である(選択肢5は誤り)。
関連キーワード: 蒸発燃焼・液体燃料・可燃性蒸気・霧化・重油
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