二級ボイラー技士 燃料及び燃焼 練習問題 第47問: 重油に使用される添加剤に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
重油に使用される添加剤に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解: 4. 重油に用いられる添加剤には燃焼促進剤・流動点降下剤・スラッジ分散剤などがあり、それぞれ燃焼性や貯蔵・取扱い性の改善を目的としている
重油には、燃焼性や貯蔵・取扱い性を改善する目的で各種の添加剤が使用されることがある。代表的なものとして、触媒作用によって燃焼を促進しすすなどの発生を抑える燃焼促進剤、低温時の流動性を改善する流動点降下剤、貯蔵中のスラッジの生成・沈積を防ぐスラッジ分散剤などがある(選択肢4が正しい)。「流動点降下剤は重油の引火点を下げて着火性を高める添加剤」は誤りで、流動点降下剤は低温時に重油が固まって流動しにくくなるのを防ぐ(流動点を下げる)ものであり、引火点を下げるものではない(選択肢1は誤り)。「燃焼促進剤は燃料の発熱量そのものを増加させる」は誤りで、燃焼促進剤は触媒作用で燃焼を促進してすす等の発生を抑えるものであり、燃料の発熱量自体を増加させることはできない(選択肢2は誤り)。「スラッジ分散剤は重油中の水分を凝集させて除去する薬剤」は誤りで、スラッジ分散剤はスラッジ(沈殿物)の生成を防ぎ、油中に分散させるためのものである(選択肢3は誤り)。「添加剤を使用すれば硫黄分そのものを除去できる」は誤りで、燃料中の硫黄分は添加剤では除去できず、SOx対策には低硫黄燃料の使用や排煙脱硫装置の設置などが必要である(選択肢5は誤り)。
関連キーワード: 重油添加剤・燃焼促進剤・流動点降下剤・スラッジ分散剤・硫黄分
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