二級ボイラー技士 燃料及び燃焼 練習問題 第29問: ボイラーにおける燃焼の諸損失に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
ボイラーにおける燃焼の諸損失に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解: 4. 水蒸気熱損失は燃料中の水素分や水分が多いほど大きくなる
水蒸気熱損失(湿り排ガス熱損失の一部)は、燃料中の水素(H)が燃焼して生成された水蒸気(H2O)、および燃料中に含まれる水分が蒸発した水蒸気が排ガスに含まれる量に比例する。燃料中の水素分や水分が多いほど排ガス中の水蒸気量が増え、水蒸気熱損失が大きくなる。水素分や水分が多いほど排ガス中の水蒸気量が増えるため水蒸気熱損失は大きくなる(選択肢4が正しい)。「乾き排ガス熱損失は排ガス量が少ないほど大きくなる」は誤りで、乾き排ガス熱損失は排ガス量が多いほど、また排ガス温度が高いほど大きくなる(選択肢1は誤り)。「外装熱損失は容量が大きいボイラーほど割合が高い」は誤りで、容量が大きくなるほど出力当たりの外面積が小さくなり割合は低下する(選択肢2は誤り)。「不完全燃焼損失(CO損失)は空気比が大きすぎることで発生する」は誤りで、CO損失等は空気比が小さすぎる(酸素不足)ことで発生する(選択肢3は誤り)。気体燃料の燃焼ではばいじん(すす)等の固体未燃損失はほとんど発生せず、「最も大きな熱損失となる」は誤り(選択肢5は誤り)。
関連キーワード: 排ガス熱損失・水蒸気熱損失・水素分・不完全燃焼損失・熱効率
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