建築物環境衛生管理技術者 環境衛生行政 練習問題 第44問: 建築物の空気環境管理における気流(風速)に関する記述として、正しいものはどれか。
建築物の空気環境管理における気流(風速)に関する記述として、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. カタ温度計(カタ計)は、気流と温度の複合効果(冷却力)を評価するための器具であり、カタ冷却力はW/m²で表される
カタ温度計(カタ計・カタ冷却力計)は気温と気流の複合効果として空気の冷却力を評価するための器具です。カタ計の上面・下面の刻線間で一定量(通常38°Cから35°Cまで)の温度下降に要する時間を計測し、カタ冷却力(単位面積から一定時間に奪われる熱量)を求めます。
単位はmcal/cm²/s(ミリカロリー/cm²/秒)やW/m²で表されます。「気流の基準値は1.0m/s以下」は誤りで、建築物衛生法施行令第2条に規定する気流の管理基準値は0.5m/s以下です。
測定値を1日の使用時間中の平均値で基準と比べるのは浮遊粉じん・一酸化炭素・二酸化炭素だけで(施行規則第3条の2第2号)、気流はそのように定められていないため、選択肢3は誤りです。「カタ温度計は使用されない」は誤りで、カタ温度計も気流の測定に用いられる器具の一つです。
施行規則が定める気流の測定器は、0.2m/s以上の気流を測定できる風速計です(同条第1号の表)。空気環境の測定は、各階ごとに、居室の中央部の床上75cm以上150cm以下の位置で行うこととされており(同条第1号)、「壁際・床面直近・天井直下の3点平均」という方法は採られません。
カタ温度計は、気温と気流が合わさった空気の冷却力を測る器具です。
根拠・参照資料: 建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行令第2条、建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則第3条の2
関連キーワード: 気流管理基準・カタ温度計・カタ冷却力・0.5m/s以下・測定位置
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