建築物環境衛生管理技術者 環境衛生行政 練習問題 第42問: 建築物のホルムアルデヒド管理に関する記述として、正しいものはどれか。
建築物のホルムアルデヒド管理に関する記述として、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 建築物衛生法の管理基準におけるホルムアルデヒドの基準値は0.1mg/m³以下であり、この値はWHOが定める室内空気質ガイドライン値(0.1mg/m³)と一致している
建築物衛生法施行令第2条に規定するホルムアルデヒドの管理基準値は0.1mg/m³以下であり、この値はWHOの室内空気質ガイドラインにおける30分平均0.1mg/m³という指針値と一致しています。ホルムアルデヒドの放散は温度が高いほど促進され、夏季(高温時)の放散量が多く濃度が上昇しやすいため、夏季の換気強化が対策として重要です(冬季ではなく)。
ホルムアルデヒドはIARC(国際がん研究機関)によりグループ1(ヒトに対して発がん性がある)に2004年に分類されています(グループ2Aではない)。ホルムアルデヒドは2か月以内ごとの定期測定の対象ではなく、建築・大規模の修繕・大規模の模様替を行ったときに、使用を開始した日以後最初に到来する6月1日から9月30日までの期間中に1回測定します(施行規則第3条の2第4号)。
毎年測定し続ける義務はないため、選択肢3は誤りです。「厚生労働省の指針値は0.5ppm」という選択肢2の記述は誤りです。
正しくは厚生労働省が定める室内濃度指針値は0.08ppmであり、0.1mg/m³≒0.08ppmと同一濃度を異なる単位で表したものです。0.5ppmは0.08ppmの約6倍に相当する大幅に高い値であり、指針値として採用されていません。
ホルムアルデヒドの管理基準0.1mg/m³以下は、WHOの指針値(30分平均0.1mg/m³)と同じ値です。
根拠・参照資料: 建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行令第2条、建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則第3条の2
関連キーワード: ホルムアルデヒド・0.1mg/m³・IARC・WHO指針値・管理基準
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