建築物環境衛生管理技術者 環境衛生行政 練習問題 第26問: 建築物内の化学物質(揮発性有機化合物)と健康影響に関する記述として、正しいものはどれか。
建築物内の化学物質(揮発性有機化合物)と健康影響に関する記述として、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 多種化学物質過敏症(MCS)は微量の化学物質に繰り返し暴露されることで過敏反応が形成される疾患で、ビルの新築・改装後に発症するケースが知られている
多種化学物質過敏症(Multiple Chemical Sensitivity, MCS)は、VOC・農薬・香料・排気ガス等の微量の化学物質に繰り返し暴露されることにより感作(過敏反応の形成)が起こり、その後ごく微量の化学物質でも頭痛・倦怠感・呼吸器症状等が現れる状態です。新築・リフォーム後の建築物で発症するケース(いわゆるシックハウス症候群との関連)が知られています。
ホルムアルデヒドの建築物衛生法管理基準値は0.1mg/m³以下(0.15ではない)です。ホルムアルデヒドは無色で刺激臭のある気体で、濃度が高くなると目・鼻・のどへの刺激を生じるため、選択肢2は誤りです(合板・パーティクルボードなどの接着剤に用いられるユリア樹脂などが主な放散源です)。
アスベストは繊維状鉱物であり揮発性有機化合物ではありません(中皮腫・肺がんの原因)。トルエン等は建築物衛生法の法定管理基準ではなく、厚生労働省の指針値として設定されています。
多種化学物質過敏症は、微量の化学物質への繰り返しの暴露で過敏反応が形成され、新築・改装後に発症する例があります。
関連キーワード: 多種化学物質過敏症・MCS・ホルムアルデヒド・VOC・シックハウス
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