測量士試験 測量の基準・基礎的数学 練習問題 第1問: 長方形の土地の2辺を測り、a = 40.000 m(標準偏差 4 mm)、b = 25.000 m(標準偏差 3 mm)を得た。面積 A = a × b の標準
測量の基準・基礎的数学
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第1問
長方形の土地の2辺を測り、a = 40.000 m(標準偏差 4 mm)、b = 25.000 m(標準偏差 3 mm)を得た。面積 A = a × b の標準偏差は幾らか。最も近いものを次の中から選べ。ただし、a と b の測定誤差は互いに独立な偶然誤差とする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 0.156 m²
積の関数では、誤差の伝播の法則により σA² = (∂A/∂a)²σa² + (∂A/∂b)²σb² です。A = a×b を a で微分すると b、b で微分すると a なので、σA² = b²σa² + a²σb² となります。
単位を m にそろえて σa = 0.004 m、σb = 0.003 m とすると、b·σa = 25.000 × 0.004 = 0.100 m²、a·σb = 40.000 × 0.003 = 0.120 m² なので、σA = √(0.100² + 0.120²) = √(0.0100 + 0.0144) = √0.0244 ≒ 0.156 m² です。「0.220 m²」は 2 つの項を二乗せずにそのまま足した値で、独立な誤差の合成になっていません。
「0.120 m²」は a·σb だけ、「0.100 m²」は b·σa だけを取り、もう一方の辺の誤差を落としています。「0.024 m²」は二乗和の 0.0244 のまま平方根を取っていない値です。
独立な誤差の積では、各辺の誤差に相手の辺の長さを掛けてから、二乗和の平方根を取ります。
関連キーワード: 誤差の伝播・標準偏差・面積・偶然誤差
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