測量士試験 地図編集・地図投影・GIS 練習問題 第1問: 平面直角座標系で、Y 座標が y = +60.000 km の点の縮尺係数(成果表に記載する値)を、作業規程の準則の計算式で求める。X 軸上の縮尺係数 m0 =
平面直角座標系で、Y 座標が y = +60.000 km の点の縮尺係数(成果表に記載する値)を、作業規程の準則の計算式で求める。X 軸上の縮尺係数 m0 = 0.9999、座標系原点の平均曲率半径 R0 = 6,370 km とするとき、縮尺係数 m は幾らか。最も近いものを次の中から選べ。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 0.99994
成果表に記載する縮尺係数(投影した平面上の距離と基準面上の距離の比)は、準則の計算式集(付録6 2.8.3)の m = m0 × {1 + y² ÷ (2 × m0² × R0²)} で求めます。分母は 2 × m0² × R0² = 2 × 0.9998 × 40,576,900 ≒ 81,137,600 km²、y² = 3,600 km² なので、y² ÷ 分母 ≒ 4.44 × 10⁻⁵ です。
m = 0.9999 × (1 + 4.44 × 10⁻⁵) ≒ 0.9999 + 0.00004 = 0.99994 となります。「0.99990」は補正の項を入れず X 軸上の値のままにしたものです。
「0.99999」は分母の 2 を落とした値(補正の項が 2 倍の約 8.87 × 10⁻⁵)です。「1.00004」は全体に m0 を掛け忘れて 1 + 4.44 × 10⁻⁵ としたもの、「1.00009」は m0 と分母の 2 の両方を落とした値です。
同じ式で y = 90 km とすると m ≒ 0.99999982 となり、m がほぼ 1 になるのは X 軸から約 90 km 離れた位置です。縮尺係数は X 軸上の 0.9999 から y の 2 乗に比例して増え、y = 60 km では 0.99994 です。
根拠・参照資料: 作業規程の準則 付録6 計算式集 2.8.3
関連キーワード: 平面直角座標系・縮尺係数・計算式集・成果表
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