消防設備士 乙種第7類 基礎的知識(電気) 練習問題 第59問: 対地電圧100Vの電動機の金属製外箱がD種接地工事(接地抵抗100Ω)で接地されている。変圧器のB種接地工事の接地抵抗が20Ωであるとき、電動機の巻線が外箱に完
対地電圧100Vの電動機の金属製外箱がD種接地工事(接地抵抗100Ω)で接地されている。変圧器のB種接地工事の接地抵抗が20Ωであるとき、電動機の巻線が外箱に完全地絡した場合に外箱に生じる対地電圧として、最も近いものはどれか。ただし、人体は外箱に触れていないものとする。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 5. 約83V
完全地絡が起こると、対地電圧E=100Vが、変圧器側のB種接地抵抗RB=20Ωと電動機外箱側のD種接地抵抗RD=100Ωの直列回路に加わる形になります。このとき地絡電流はI=E/(RB+RD)=100/(20+100)=100/120≒0.83Aとなります。外箱に生じる対地電圧はD種接地抵抗による電圧降下に等しく、V=I×RD=0.83×100≒83V(=E×RD/(RB+RD)=100×100/120≒83V)となります。約17VはB種接地抵抗側にかかる電圧(I×RB=0.83×20≒17V)であり外箱の電圧ではありません。0Vは接地により電圧が生じないという誤った考え、100Vは対地電圧の全部が外箱にかかるとする誤り、約50Vは単純に半分としたもので、いずれも誤りです。この計算から、D種接地抵抗を小さくするほど地絡時の外箱の対地電圧を低く抑えられることが分かります。
関連キーワード: 地絡電流・D種接地・B種接地・対地電圧・電圧降下
次のステップ
この問題が解けたら、本試験はどうですか?
本番形式の模擬試験で実力チェックPremium (月480円)本番と同じ制限時間
他の科目もチェック
解いた後に読みたい解説記事
- 消防設備士 乙7
消防設備士乙 7 のテキスト選び|漏電火災警報器の図解と乙 4 兼用版で 1 冊に絞る
消防設備士乙 7 は専用テキストが市場に少ない試験。漏電火災警報器の変流器・受信機の構造図と、乙 4 と兼用できる消防関係法令の収録、電気工事士免除を活かす章構成の観点で 1 冊に絞り込む。試験合格率 65% の取りやすさを活かして、勉強時間 25 時間で仕上げる教材戦略を整理。
- 消防設備士 乙7
消防設備士乙7 独学vs講座|電工免除なら独学一択・未経験は通信で電気の壁を超える
消防設備士乙 7 で独学と講座のどちらを選ぶかを、電工 2 種免除の有無・電気の理解度・累積コスト 5,000-25,000 円の判断軸で整理する記事。漏電火災警報器 1 設備に特化した試験の構造と、編集部が独学を勧める理由・通信講座を勧める例外条件まで点検する。
- 消防設備士 乙7
消防設備士は複数の類を同時受験できる?|同一時間帯は4類と7類だけ・科目免除の効く類と効かない類
消防設備士の複数受験は支部ごとに実施が異なり、同一時間帯に受けられるのは電気工事士免状を持つ人の第4類と第7類だけです。既得免状と電気工事士でどの類の試験時間がどこまで短くなるかを、公式の一覧表の数字で整理します。


