消防設備士 乙種第6類 消防関係法令 練習問題 第28問: 消防用設備等の設置・維持義務に関する「既存遡及」について、正しい記述はどれか。
消防用設備等の設置・維持義務に関する「既存遡及」について、正しい記述はどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 1. 既存の防火対象物は原則として改正前の基準(既存不遡及の原則)が適用されるが、特定の要件を満たす場合には新基準が遡及適用される
消防法第17条の2の5第1項は、消防用設備等の技術上の基準に関する政令等の施行又は適用の際、現に存する防火対象物の消防用設備等がこれらの規定に適合しないときは、当該規定を適用せず従前の規定によると定めている(既存不遡及の原則)。ただし同条第2項各号に該当するときは新しい基準が適用される。主なものは、改正前の規定にも適合していなかった場合(第1号)、施行後に着手した政令で定める増築・改築等の場合(第2号。消防法施行令第34条の2は、増築・改築に係る部分の床面積の合計が1,000m²以上、又は基準時における延べ面積の2分の1以上となるものと定める)、現行基準に適合するに至った場合(第3号)、特定防火対象物である場合(第4号。同令第34条の4)である。また消火器・簡易消火用具・自動火災報知設備(令第34条第3号に掲げる特定防火対象物等に設けるもの)・漏電火災警報器・誘導灯等は、同条第1項の括弧書き及び同令第34条により、そもそも既存不遡及の対象から外され、常に現行の基準が適用される。用途が変更された場合については、消防法第17条の3が別に定めている。
根拠・参照資料: 消防法第17条の2の5、消防法第17条の3、消防法施行令第34条、第34条の2、第34条の4
関連キーワード: 既存遡及・既存不遡及・消防法第17条の2の5
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