消防設備士 甲種4類 実技(鑑別・製図) 練習問題 第14問: 次の特徴をもつ感知器の名称として正しいものはどれか。「差動式と定温式の両方の検出機能を1つの筐体に組み込んでいる。温度の急激な上昇(差動動作)でも、一定温度への
次の特徴をもつ感知器の名称として正しいものはどれか。「差動式と定温式の両方の検出機能を1つの筐体に組み込んでいる。温度の急激な上昇(差動動作)でも、一定温度への到達(定温動作)でも動作し、どちらかの条件を満たせば火災信号を発する。差動式だけでは作動しにくい緩やかな温度上昇にも、定温動作で対応できる。」
解答と解説を先に見る
正解: 4. 補償式スポット型感知器
設問の特徴は補償式スポット型感知器を指している。補償式スポット型は差動式と定温式の両方の検出機能を1つにまとめ、いずれかの条件(温度上昇速度が閾値を超える、または設定温度に達する)で1つの火災信号を発する感知器である。差動式スポット型は急激な温度上昇には敏感だが、緩やかな温度上昇では作動しないことがある(規格でも、緩やかな直線上昇では一定時間作動しないことが求められている。感知器規格省令第12条)。定温式は一定の温度に達するまで作動しない。補償式はこれらの欠点を補い、両方の動作モードを持つ(規格上も、急激な温度上昇に対する作動試験〔差動式スポット型と同じ値〕に加えて、1度毎分の緩やかな温度上昇で公称定温点の前後10度以内に火災信号を発することが求められる。同第15条の2)。なお熱複合式スポット型は同様に両性能を持つが、それぞれ別の火災信号を発する別の種別であり、補償式とは区別される。選択肢のうち差動式分布型は差動式の性能を、定温式感知線型は定温式の性能を、それぞれ単独でもつ熱感知器であり、熱アナログ式スポット型は周囲の温度に対応する火災情報信号を発信するもの、光電アナログ式スポット型は煙の濃度に対応する火災情報信号を発信する煙感知器である。
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