酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習 学科 酸素欠乏症、硫化水素中毒及び救急そ生に関する知識 練習問題 第6問: 汚水槽の内部で作業を始めたとき、作業従事者は腐卵臭を感じていたが、しばらくすると臭いを感じなくなった。このときの考え方として、最も適切なものはどれか。
酸素欠乏症、硫化水素中毒及び救急そ生に関する知識
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第6問
汚水槽の内部で作業を始めたとき、作業従事者は腐卵臭を感じていたが、しばらくすると臭いを感じなくなった。このときの考え方として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 嗅覚が鈍るのは硫化水素中毒の初期の症状なので、臭いが消えても濃度を測る
「嗅覚が鈍るのは硫化水素中毒の初期の症状なので、臭いが消えても濃度を測る」が適切です。職場のあんぜんサイトのモデルSDS(硫化水素)は、硫化水素に腐った卵のような特徴的な臭いがあるとする一方、一度の吸入で嗅覚麻痺などの症状が出るとしています。
昭和57年の施行通達(基発第407号)も、嗅覚の鈍麻を硫化水素中毒の初期の症状に挙げています。臭いが消えたのは濃度が下がったからとは限らず、濃度は測定で確かめます。
嗅覚の鈍麻を末期の症状とするのは初期との取り違えで、臭いが消えただけで重い中毒と決めることもできません。通達は嗅覚の鈍麻を酸素欠乏症の初期の列挙に入れておらず、腐卵臭の後に臭いが消えた場面で酸素だけを測っても硫化水素の濃度は分かりません。
臭いの強さで濃度を読む考え方は、嗅覚が鈍ることを見落としています。腐卵臭が消えても硫化水素が減ったとは限らず、濃度は測定で確かめると押さえましょう。
関連キーワード: 硫化水素・腐卵臭・嗅覚麻痺・モデルSDS
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