第三種冷凍機械責任者 保安管理技術(冷凍理論・冷凍サイクル) 練習問題 第89問: 冷凍装置の液封に関する次の記述ア〜エのうち、正しいものの組み合わせはどれか。 ア. 液封とは、液冷媒で満たされた配管や容器の両端が弁で閉め切られた状態で温度が上
冷凍装置の液封に関する次の記述ア〜エのうち、正しいものの組み合わせはどれか。 ア. 液封とは、液冷媒で満たされた配管や容器の両端が弁で閉め切られた状態で温度が上昇し、液の熱膨張によって内部の圧力が著しく上昇する現象である イ. 液封は、周囲温度よりも低い温度の液冷媒が存在する低温の液配管などで発生しやすい ウ. 液体は気体に比べて圧縮性が大きいため、液封が起きても圧力上昇はわずかで、配管が破壊されることはない エ. 液封事故の防止には、弁操作手順の徹底のほか、液封のおそれのある部分に安全弁などの圧力逃がし装置を設けることが有効である
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 2. ア、イ、エ
ア(正):液封とは、配管や容器が液冷媒で満液のまま両端を弁で閉め切られ、その後の温度上昇によって液が熱膨張し、内部圧力が著しく上昇する現象です。イ(正):周囲温度より低温の液冷媒が封鎖されると、周囲からの熱侵入で必ず温度が上昇するため、低温の液配管(低圧液配管など)は液封が発生しやすい代表的な箇所です。ウ(誤):液体は気体と異なりほとんど圧縮できない(非圧縮性に近い)ため、わずかな熱膨張でも逃げ場のない液の圧力は著しく上昇し、配管・弁の破壊や冷媒噴出事故に至る危険があります。「圧縮性が大きい」「破壊されることはない」はいずれも誤りです。エ(正):液封事故の防止には、液を弁間に閉じ込めない弁操作手順の徹底と、液封のおそれのある部分への安全弁などの圧力逃がし装置の設置が有効です。よって正しいものはア・イ・エで、選択肢2が正解です。
関連キーワード: 液封・熱膨張・液配管・弁操作・圧力逃がし装置・非圧縮性
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