高所作業車運転技能講習 学科 運転に必要な一般的事項に関する知識 練習問題 第2問: 垂直昇降型ではない高所作業車が、安定度の計算で定められた状態にある。転倒支点から見て、車体側には50kNの重さが水平距離2mの位置に、作業床側には10kNの重さ
垂直昇降型ではない高所作業車が、安定度の計算で定められた状態にある。転倒支点から見て、車体側には50kNの重さが水平距離2mの位置に、作業床側には10kNの重さが水平距離5mの位置にかかっているものとする。転倒支点における安定モーメントの値を転倒モーメントの値で除した値と、高所作業車構造規格の安定度の基準に照らした判断の組合せとして、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 2で、基準の1.3以上を満たす
「2で、基準の1.3以上を満たす」が正しいです。高所作業車構造規格第3条は、垂直昇降型以外の高所作業車に、転倒支点 (倒れるときに支えになる点。アウトリガーを使うときはジャッキの接地点) における安定モーメント (倒れまいとする働き) の値を、転倒モーメント (倒そうとする働き) の値で除して得た値が1.3以上となる前後及び左右の安定度を求めています。
モーメントは重さ×水平距離なので、安定モーメントは50kN×2m=100kN·m、転倒モーメントは10kN×5m=50kN·mで、比は100÷50=2です。「5」は、距離を掛けずに重さだけを割った値 (50÷10) です。
「12.5」は、2つの距離を入れ替えた値 (50×5÷(10×2)) です。「0.5」は、転倒モーメントを安定モーメントで割った逆の比 (50÷100) です。
安定度は、重さどうしでなく、重さ×水平距離のモーメントどうしの比が1.3以上かで判断します。
根拠・参照資料: 高所作業車構造規格第3条
関連キーワード: 安定モーメント・転倒モーメント・転倒支点・安定度1.3
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