危険物取扱者 乙種第4類 危険物の性質と消火 練習問題 第96問: 重油を取り扱う製造所で、地下に埋設した鋼製の配管から重油が長期間少しずつ漏れていた(架空の設例)。調べると、配管の外面の塗覆装が一部はがれ、その部分で腐食が進ん
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重油を取り扱う製造所で、地下に埋設した鋼製の配管から重油が長期間少しずつ漏れていた(架空の設例)。調べると、配管の外面の塗覆装が一部はがれ、その部分で腐食が進んでいた。重油の性状と、この種の漏えいや火災の予防に関する記述として、誤っているものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 5. 重油の発火点は、A重油もC重油もおよそ600℃以上である。
出光興産のSDSでは、重油の自然発火点はA重油が約240℃、C重油が約250℃で、600℃以上ではないので、5が誤りです(これが正解)。同じSDSで密度はA重油0.82〜0.90、C重油0.87〜1.00g/cm3(15℃)、水に不溶で、液比重はおおむね0.8〜1.0です。蒸気圧はA重油・C重油とも37.8℃で0.1kPa以下、揮発性なしとされ、常温ではほとんど蒸発しないので、地下で少しずつ漏れても蒸気やにおいで気づきにくくなります。鉄は水と酸素の両方に触れると腐食が進むので、塗覆装がはがれた所が腐食の起点になります。消火には霧状の強化液・粉末・炭酸ガス・泡が有効で、棒状の水は火災を拡大し危険な場合があるとされています。
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令第9条第1項第21号、危険物の規制に関する規則第13条の4
関連キーワード: 重油・配管・腐食・塗覆装・蒸気圧
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