危険物取扱者 乙種第4類 危険物の性質と消火 練習問題 第92問: 給油取扱所で、移動タンク貯蔵所から地下の専用タンクへ荷卸しをした際、灯油用の専用タンクの注入口にレギュラーガソリンを誤って注入する事故が起きた(架空の設例)。灯
給油取扱所で、移動タンク貯蔵所から地下の専用タンクへ荷卸しをした際、灯油用の専用タンクの注入口にレギュラーガソリンを誤って注入する事故が起きた(架空の設例)。灯油とガソリンの性状と、この事故への対応に関する記述として、正しいものはどれか。
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正解: 2. 灯油とガソリンはよく混ざり合うので、注入されたガソリンは静置しても2層に分かれず、上の層を抜き取って除くことはできない。
灯油のモデルSDS(CAS 8008-20-6)は灯油を「他の石油系溶剤に混和」としており、灯油とガソリンは互いによく溶け合います。静置しても2層に分かれず、上の層を抜き取ってガソリンを除くことはできないので、2が正しい。品名は混ざった量ではなく液体の引火点で決まり、引火点が21℃未満なら第1石油類です(1、消防法別表第一備考第十二号・第十四号)。燃焼範囲の下限値は、米国NIOSHでガソリン1.4%・灯油0.7%(ENEOSのSDSはどちらも約1容量%の推定値)で、ガソリンのほうが低くはありません(3)。ENEOSのSDSは作業衣や靴も導電性の物を用いるとし、静電気安全指針(JNIOSH-TR-42)8.6も作業者(人体)の接地を求めています(4)。非水溶性液体の指定数量は灯油1,000L、ガソリン200Lです(5、政令別表第三)。誤注入の油は使わずに抜き取って処置します。
根拠・参照資料: 消防法別表第一備考第十二号、第十四号、危険物の規制に関する政令別表第三
関連キーワード: 灯油・ガソリン・誤注入・燃焼範囲・静電気
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