危険物取扱者 乙種第1類 危険物の性質と消火 練習問題 第38問: 臭素酸カリウムを貯蔵する倉庫で火災が起きたときの消火に関する記述として、最も適切なものはどれか。
臭素酸カリウムを貯蔵する倉庫で火災が起きたときの消火に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 大量の水を注いで、冷却する消火が適している
臭素酸カリウムは第1類の臭素酸塩類に当たり、過酸化カリウムなどのアルカリ金属の過酸化物とは違って、水との接触を避けることとはされていない。火災には大量の水を注いで冷却する消火が適しているので、4が正しい。
職場のあんぜんサイトのモデルSDS(臭素酸カリウム)も、消火剤に水噴霧を挙げ、消火後も大量の水で容器を十分に冷却するとしている。危険物の規制に関する政令別表第五でも、臭素酸塩類は「その他の第一類の危険物」に当たり、屋内消火栓設備や棒状の水を放射する消火器などに○がある。
1は誤りで、炭酸水素塩類等の消火粉末に○があるのはアルカリ金属の過酸化物の欄であり、その他の第一類の危険物の欄は空欄である(同SDSも「水素化炭酸塩の粉末消火剤」を使ってはならない消火剤としている)。2のハロゲン化物を放射する消火器と、3の二酸化炭素を放射する消火器も、この欄が空欄である(同SDSは炭酸ガスも使ってはならない消火剤としている)。
第1類の危険物は分解して自ら酸素を出すので、二酸化炭素で周りの酸素を減らしたり、燃焼の連鎖反応を断ったりする消火では消えにくい。
5は誤りで、同SDSは泡消火剤も消火剤に挙げており、同表でも泡を放射する消火器や泡消火設備はこの欄に○がある。
根拠・参照資料: 危険物の規制に関する政令第25条第1項第1号、別表第五
関連キーワード: 臭素酸カリウム・臭素酸塩類・注水消火・アルカリ金属の過酸化物との違い
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