危険物取扱者 乙種第1類 危険物の性質と消火 練習問題 第30問: 過酸化カリウムに関する記述として、正しいものはどれか。
危険物の性質と消火
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第30問
過酸化カリウムに関する記述として、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 可燃物との混合物は、湿気で発火することがある
過酸化カリウムはアルカリ金属の過酸化物(第1類の無機過酸化物)で、強い酸化剤である。水や空気中の湿気と反応して発熱し、酸素と腐食性の強い水酸化カリウムの溶液を生じる。
そのため、可燃物と混ざった状態では、摩擦や熱のほか、湿気に触れただけでも発火することがある(米国国立医学図書館の化合物データベース PubChem に収録された CAMEO Chemicals の記載)。したがって3が正しい。
1は誤りで、水と反応する物質であり、危険物の規制に関する政令でもアルカリ金属の過酸化物は水との接触を避けることとされているので、水中に沈めて貯蔵することはできない。
2は誤りで、水と反応して発生するのは水素ではなく酸素である。
4は誤りで、政令別表第五では、アルカリ金属の過酸化物の火災に炭酸水素塩類等の消火粉末を放射する消火器が適応する(乾燥砂も適応する)。
5は誤りで、消防法別表第一の第1類の品名「無機過酸化物」に当たる(政令別表第五でも、アルカリ金属の過酸化物は第一類の危険物の区分に掲げられている)。可燃物とは離し、湿気を避けて容器を密栓して貯蔵する。
根拠・参照資料: 消防法別表第一、危険物の規制に関する政令第25条第1項第1号、別表第五
関連キーワード: 過酸化カリウム・アルカリ金属の過酸化物・無機過酸化物・可燃物・湿気
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