建築設備士 第一次試験(学科) 建築設備 練習問題 第48問: 低圧の電路の絶縁抵抗に関する記述として、最も不適当なものはどれか。ただし、「省令」は電気設備に関する技術基準を定める省令、「仕様書」は国土交通省の公共建築工事標
低圧の電路の絶縁抵抗に関する記述として、最も不適当なものはどれか。ただし、「省令」は電気設備に関する技術基準を定める省令、「仕様書」は国土交通省の公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)令和7年版をいい、記述にない緩和や例外は考えないものとする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 省令では、対地電圧が200Vとなる三相3線式200Vの電路の絶縁抵抗値は、使用電圧が300V以下なので0.1MΩ以上とされている。
「対地電圧が200Vとなる三相3線式200Vの電路の絶縁抵抗値は、使用電圧が300V以下なので0.1MΩ以上」が不適当です。電気設備に関する技術基準を定める省令は、低圧の電路の絶縁抵抗を、開閉器又は過電流遮断器で区切ることのできる電路ごとに、使用電圧300V以下で対地電圧(接地式の電路では電線と大地との間の電圧、非接地式では電線間の電圧)150V以下は0.1MΩ以上、300V以下のその他の場合は0.2MΩ以上、300Vを超えるものは0.4MΩ以上としています。
対地電圧が200Vとなる三相200Vの電路は、使用電圧は300V以下でも対地電圧が150Vを超えるので、「その他の場合」の0.2MΩ以上です。ほかの記述は正しく、絶縁抵抗を区切る単位と0.4MΩは省令のとおりです。
仕様書は、配線完了後に低圧配線の電線相互間及び電線と大地間の絶縁抵抗を測り、開閉器等で区切ることのできる電路ごとに5MΩ以上、機器が接続された状態では1MΩ以上としています。省令の値は守らなければならない最低の値、仕様書の値は新しく施工した配線の品質を確かめるための値で、仕様書の方が高く定められています。
300V以下の電路は、対地電圧が150V以下なら0.1MΩ、150Vを超えれば0.2MΩと、対地電圧で区分を分けます。出典: 仕様書は国土交通省『公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)令和7年版』第2編第2章第18節 2.18.2(1)(イ)(a)を基に作成(要約・加工)。
根拠・参照資料: 電気設備に関する技術基準を定める省令第58条
関連キーワード: 絶縁抵抗・電気設備技術基準・低圧電路・対地電圧