建築設備士 第一次試験(学科) 建築設備 練習問題 第42問: 官庁施設の工事の仕様(国土交通省の公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)令和7年版)に示された排水配管と間接排水の考え方として、最も適当なものはどれか。ただし
官庁施設の工事の仕様(国土交通省の公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)令和7年版)に示された排水配管と間接排水の考え方として、最も適当なものはどれか。ただし、記述にない緩和や例外は考えないものとする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 飲料用の貯水槽の間接排水管は、あふれ縁から最小150mm以上の空間をとって開口する。
「飲料用の貯水槽の間接排水管は、あふれ縁から最小150mm以上の空間をとって開口する」が適当です。間接排水は、機器の排水管を排水管に直結せず、いったん大気に開放して水受け容器などに落とす方式で、排水管からの逆流による汚染を防ぎます。
標準仕様書は、間接排水管を水受け容器などのあふれ縁から排水管径の2倍以上の空間(飲料用の貯水槽の場合は最小150mm以上)を保持して開口するとしています。「排水管径と同じ寸法以上」は、この2倍を取り違えています。
「上方から垂直に近い角度で合流させる」は誤りで、標準仕様書は、ドレン管を除き、排水横枝管などが合流する場合は必ず45°以内の鋭角で水平に近く合流させるとしています。垂直ないし45°以内の角度で取り出すと定めているのは、排水横枝管から通気管を取り出す場合です。
「空調機用トラップを設ければ、排水管に直接接続できる」も誤りで、標準仕様書は空気調和用機器からの排水を間接排水とするものに挙げています。空調機用トラップはドレン管に設けるもので、間接排水に代わるものではありません。
間接排水管の開口は、あふれ縁から管径の2倍以上、飲料用の貯水槽では最小150mm以上の空間を残します。出典: 国土交通省『公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)令和7年版』第2編 2.4.8(1)(2)(3)(6)(9)を基に作成(要約・加工)。
関連キーワード: 間接排水・排水口空間・逆流汚染・あふれ縁