建築設備士 第一次試験(学科) 建築設備 練習問題 第40問: 官庁施設の基準(国土交通省の雨水利用・排水再利用設備計画基準 平成28年版)に示された雨水利用設備と排水再利用設備の考え方として、最も適当なものはどれか。ただし
官庁施設の基準(国土交通省の雨水利用・排水再利用設備計画基準 平成28年版)に示された雨水利用設備と排水再利用設備の考え方として、最も適当なものはどれか。ただし、記述にない緩和や例外は考えないものとする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 雨水の集水場所は原則として屋根面とし、屋根面の雨水が人為的に汚染される可能性がある場合は、汚染防止対策を施す。
「雨水の集水場所は原則として屋根面とし、…汚染防止対策を施す」が適当です。雨水利用・排水再利用設備計画基準は、雨水の集水場所を原則として屋根面とし、屋根面の雨水が人為的に汚染される可能性がある場合は汚染防止対策を施すとしています。
路面などの雨水は汚れを含みやすいためです。「下水道などへの雨水の集中的な流出抑制…の観点から導入を計画する」は誤りで、この観点は雨水利用設備のものです。
計画基準は、雨水利用設備を水資源の有効利用、下水道などへの雨水の集中的な流出抑制、都市計画などの観点から導入を計画するとし、排水再利用設備は水資源の有効利用、都市計画などの観点から導入を計画するとしています。「設計流入水量と原水種別を排水再利用設備の条件で決める」も誤りで、両設備を併用する場合は、それぞれの特性を考慮して設計流入水量と原水種別を決定するとしています。
「計画水量は、原水として得られる排水量の全量とし」は考え方が逆で、計画水量は、排水再利用水の使用水量を考慮して定めた原水の利用水量です。使う側の水量から原水の量を決めます。
出典: 国土交通省『雨水利用・排水再利用設備計画基準 平成28年版』第2編第1章第1節(1)・第2節(4)、第3編第1章第1節(1)・第2節(4)、第4編第1章を基に作成(要約・加工)。
関連キーワード: 雨水利用設備・排水再利用設備・集水場所・計画水量