建築設備士 第一次試験(学科) 建築設備 練習問題 第38問: 官庁施設の基準(国土交通省の建築設備計画基準・建築設備設計基準 令和6年版)に示された排水・通気設備の考え方として、最も適当なものはどれか。ただし、記述にない緩
官庁施設の基準(国土交通省の建築設備計画基準・建築設備設計基準 令和6年版)に示された排水・通気設備の考え方として、最も適当なものはどれか。ただし、記述にない緩和や例外は考えないものとする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 排水設備は原則として重力式とし、屋内の排水管と雨水排水管を屋外排水管に接続する場合は、桝を介して行う。
「排水設備は原則として重力式とし、…桝を介して行う」が適当です。建築設備計画基準は、排水設備を原則として重力式(ポンプによらず勾配で流す方式)とし、建築設備設計基準は、屋内の排水管と雨水排水管を屋外排水管に接続するときは桝を介して行うとしています。
「排水を排水槽にいったん貯留して流量を平準化し」は誤りで、計画基準は排水・通気設備を、滞留することなく速やかに、かつ衛生的に排水できるように計画するとしています。「雨水排水管の立て管に接続して、通気の出口を兼ねさせる」も誤りで、設計基準は排水管と通気管を雨水排水管の立て管と兼用してはならないとしています。
通気管は雨水の系統とは別に、単独で大気に開放します。「臭気を屋外へ逃がすために設け、トラップの破封は封水深を大きくして防ぐ」は、通気の目的を取り違えています。
設計基準は、通気を、配管内の空気の流れを円滑にして自己サイホンや誘導サイホンなどによるトラップの破封を防ぐように設けるとしています。排水は重力で滞らせずに流して屋外排水管とは桝でつなぎ、通気は破封を防ぐために雨水管と分けて設けます。
出典: 国土交通省『建築設備計画基準 令和6年版』第4編第2章第6節(1)(2)、『建築設備設計基準 令和6年版』第5編第4章第1節(2)(4)(6)を基に作成(要約・加工)。
関連キーワード: 排水設備・重力式・桝・通気