建築設備士 第一次試験(学科) 建築設備 練習問題 第27問: 官庁施設の基準(国土交通省の建築設備計画基準 令和6年版)に示された機械設備諸室の計画の考え方として、最も適当なものはどれか。ただし、記述にない緩和や例外は考え
官庁施設の基準(国土交通省の建築設備計画基準 令和6年版)に示された機械設備諸室の計画の考え方として、最も適当なものはどれか。ただし、記述にない緩和や例外は考えないものとする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 熱源設備、給水設備等の主要機器を設置する室の位置は、機器の搬入・搬出等が容易に行える場所に計画する。
「熱源設備、給水設備等の主要機器を設置する室の位置は、機器の搬入・搬出等が容易に行える場所に計画する」が適当です。建築設備計画基準は、機械設備諸室の基本事項として、熱源設備、空気調和設備、換気設備、排煙設備、給水設備、給湯設備、消火設備の主要機器を設置する室の位置を、機器の搬入・搬出などが容易に行える場所に計画するとしています。
「オイルタンク及びバルク貯槽は、外気との熱交換に支障がなく…」は誤りで、外気との熱交換と煙突との離隔距離は、屋外に置く空気熱源ヒートポンプユニットや冷却塔などの配置の定めです。オイルタンクとバルク貯槽(液化石油ガスをためる槽)は、タンクローリーやバルクローリーなどから容易に補給できるように計画するとされています。
「地中埋設物は、浸水のおそれがある場合に…」も誤りで、地中埋設物について基準が挙げるのは不等沈下(地盤が場所によって不均一に沈むこと)のおそれで、必要に応じて被害を防ぐように計画します。浸水のおそれで所要の設備機能を確保するのは、機械設備諸室の配置の定めです。
「蓄熱システムは、熱源機器の設置台数に基づき…」も誤りで、蓄熱槽のスペースは、日熱負荷、熱源容量の熱収支及び運転時間を考慮して確保できるように計画するとされています。主要機器の室は搬入・搬出のしやすさで位置を決め、燃料の貯槽は補給のしやすさで計画します。
出典: 国土交通省『建築設備計画基準 令和6年版』第4編第4章第1節(2)〜(4)・第2節(2)〜(4)を基に作成(要約・加工)。
関連キーワード: 機械設備諸室・主要機器・オイルタンク・蓄熱槽