建築設備士 第一次試験(学科) 建築設備 練習問題 第23問: 外気を 1,200 ㎥/h 取り入れて換気する室がある。在室者 1 人当たりの二酸化炭素の発生量を 0.018 ㎥/h、外気の二酸化炭素濃度を 420 ppm、
外気を 1,200 ㎥/h 取り入れて換気する室がある。在室者 1 人当たりの二酸化炭素の発生量を 0.018 ㎥/h、外気の二酸化炭素濃度を 420 ppm、室内の二酸化炭素濃度の許容値を 1,000 ppm とするとき、室内の濃度を許容値以下に保てる在室者の最大の人数として、正しいものはどれか。ただし、室内の空気は一様に混合した定常状態とし、記述にない条件は考えないものとする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 38 人
「38 人」が正しい人数です。許容値の 1,000 ppm は、建築物衛生法施行令 第2条第1号イの建築物環境衛生管理基準にある二酸化炭素の含有率(百万分の千以下)と同じ値です。
定常状態では、室内で発生する二酸化炭素の量と、換気で運び出される量(換気量 × 室内と外気の濃度差)がつり合います。在室者を N 人とすると、許容値ちょうどの条件は N×0.018=1,200×(1,000−420)×10⁻⁶ で、右辺は 1,200×0.00058=0.696 ㎥/h なので、N=0.696÷0.018≒38.7 人です。
38.7 人を超えると許容値を上回るので、保てる最大の整数は 38 人です。切り上げた 39 人では 39×0.018=0.702 ㎥/h となり、0.696 ㎥/h を超えます。
「66 人」は外気の濃度を引かずに 1,200×0.001÷0.018 とした値、「28 人」は外気の濃度 420 ppm を室内との濃度差と取り違えて 1,200×0.00042÷0.018 とした値です。在室人員の上限は、換気で運び出せる量(換気量 × 許容値と外気の濃度差)を 1 人の発生量で割って求め、外気の濃度を必ず引いたうえで端数を切り捨てます。
関連キーワード: 二酸化炭素濃度・必要換気量・在室人員・定常状態