建築設備士 第一次試験(学科) 建築設備 練習問題 第5問: 建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令に定める、非住宅建築物 (住宅部分を含まない建築物) のエネルギー消費性能基準に関する記述として、誤っているものはどれ
建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令に定める、非住宅建築物 (住宅部分を含まない建築物) のエネルギー消費性能基準に関する記述として、誤っているものはどれか。ただし、国土交通大臣が認める別の評価方法による場合と、増築・改築の場合は考えないものとする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 非住宅部分は、一次エネルギー消費量の基準と外皮の熱性能の基準の両方を満たすことで、基準に適合する。
「一次エネルギー消費量の基準と外皮の熱性能の基準の両方を満たすことで、基準に適合する」が誤りです。建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令の第1条第1項第1号は、非住宅建築物について、非住宅部分の設計一次エネルギー消費量が基準一次エネルギー消費量 (床面積・設備等の条件により定まる基準となる値) を超えないこと (同号イ)、または用途ごとの一次エネルギー消費量モデル建築物で同じ比べ方をすること (同号ロ) のどちらかに適合すればよいと定めており、外皮の基準は置いていません。
設計一次エネルギー消費量は、実際の設計仕様の条件を基に算定した一次エネルギー消費量 (一年間に消費するエネルギーの量を熱量に換算したもの) です (同号イ)。その算定は第2条第1項の式により、空気調和設備・空気調和設備以外の機械換気設備・照明設備・給湯設備・昇降機の設計一次エネルギー消費量とその他一次エネルギー消費量を足し、エネルギー利用効率化設備 (太陽光発電設備など) による削減量を差し引きます。
非住宅部分を二以上の用途に供する場合は、用途ごとに算出した設計一次エネルギー消費量の合計と、基準一次エネルギー消費量の合計を比べます (同号イのただし書)。エネルギー消費性能基準 (第1条) では、非住宅建築物は一次エネルギー消費量の基準だけで判定し、外皮平均熱貫流率などの外皮の基準は住宅の基準 (同項第2号) に置かれています (誘導基準 (第10条) には非住宅にも屋内周囲空間の年間熱負荷の基準があります)。
根拠・参照資料: 建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令第1条第1項第1号、第2条第1項
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