建築設備士 第一次試験(学科) 建築一般知識 練習問題 第19問: 官庁施設の構造設計の基準(国土交通省の建築構造設計基準)に示された、構造計画の考え方に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築一般知識
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第19問
官庁施設の構造設計の基準(国土交通省の建築構造設計基準)に示された、構造計画の考え方に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 制振構造は、原則として、大地震動に対して収容物の保全が特に必要な施設に用いる。
「制振構造は、原則として、大地震動に対して収容物の保全が特に必要な施設に用いる」が不適当です。建築構造設計基準は、制振構造(ダンパーなどで揺れを吸収する構造)を、原則として大地震動に対して施設の機能の確保が特に必要な施設に用いるとしています(2.2(2)②)。
収容物の保全まで特に必要な施設に用いるのは免震構造(免震装置で建物に揺れを伝えにくくする構造)です(2.2(2)①)。免震構造と制振構造は、採用する機構と対象とする振動外乱(地震動・暴風・交通振動など)に応じて特性を検討し、目的に合った構造形式を選ぶとされ、正しい記述です(2.2(2))。
地震力や風圧力などの水平力に対する抵抗要素は、平面的にも立面的にもつりあいよく配置するので、正しい記述です(2.1(2))。大地震動後の構造体の損傷状況を目で確かめにくい場合などは、必要に応じて、地震応答の計測と記録をする装置等を設置するので、正しい記述です(2.3)。
免震構造は機能の確保と収容物の保全、制振構造は機能の確保が特に必要な施設に用いる、と使い分けます。出典: 国土交通省『建築構造設計基準 令和3年改定』2.1・2.2・2.3を基に作成(要約・加工)。
関連キーワード: 構造計画・免震構造・制振構造・抵抗要素・官庁施設
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