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高圧ガス製造保安責任者 丙種化学 (特別試験科目) 保安管理技術 練習問題 第1問: 高圧ガス設備に使う材料の選び方について、正しいものは次のうちどれか。

問題 1 / 14あと 1 問で 10% の位置
中級保安管理技術

高圧ガス設備に使う材料の選び方について、正しいものは次のうちどれか。

解答と解説を先に見る(クリックで展開)

正解: 3. 低温で使う材料の靱性は、シャルピー衝撃試験で試験片が破断するときの吸収エネルギーを測って評価する。

肢3が正しい記述です。低温での材料の靱性 (粘り強さ) は、ノッチ付きの試験片をハンマで破断させるシャルピー衝撃試験で吸収エネルギーを測って評価し、低温用の材料は使用温度で所定の吸収エネルギーを満たすものを選びます。肢1は誤りで、炭素鋼は温度が下がるとある温度 (遷移温度) を境に急に脆くなる低温脆性を示すため、低温設備にはオーステナイト系ステンレス鋼・9 % ニッケル鋼・アルミニウム合金などを使います。肢2は誤りで、オーステナイト系ステンレス鋼は塩化物イオンと引張応力が重なると応力腐食割れを起こしやすい材料です。肢4は誤りで、高温高圧の水素では炭素鋼中の炭化物が水素と反応してメタンを生じ材料が劣化する水素侵食が起こるため、クロムやモリブデンを加えた合金鋼を使います。肢5は誤りで、銅及び銅合金はアセチレンと反応して爆発性のアセチリドを作り、アンモニアには腐食されるため、これらのガスの設備には用いません。

関連キーワード: 低温脆性・応力腐食割れ・水素侵食・シャルピー衝撃試験・材料の選定

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