1級土木施工管理技士 (第一次検定) 施工管理法 (応用能力) 練習問題 第14問: 道路橋の基礎で、外径 D = 320 mm の鋼管杭 (既製杭) を打ち込んだ。杭中心の設計位置からのずれは、杭 No.1 が x 方向 54 mm・y 方向
道路橋の基礎で、外径 D = 320 mm の鋼管杭 (既製杭) を打ち込んだ。杭中心の設計位置からのずれは、杭 No.1 が x 方向 54 mm・y 方向 72 mm、杭 No.2 が x 方向 36 mm・y 方向 48 mm であった。偏心量 d = √(x² + y²) を求め、土木工事施工管理基準及び規格値 (案) の出来形の規格値で判定した結果として、適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 規格値は 80 mm 以内となるので、No.1 の 90 mm は不合格、No.2 の 60 mm は合格と判定する。
「規格値は 80 mm 以内となるので、No.1 の 90 mm は不合格、No.2 の 60 mm は合格と判定する」が適当です。偏心量は、No.1 が √(54² + 72²) = √8,100 = 90 mm、No.2 が √(36² + 48²) = √3,600 = 60 mm です。
土木工事施工管理基準及び規格値 (案) は、既製杭工 (鋼管杭など) の偏心量の規格値を「D/4 以内かつ 100 mm 以内」とし、全数を杭中心で測り d = √(x² + y²) で求めるとしています。D = 320 mm では D/4 = 80 mm で、100 mm より小さいため 80 mm 以内が規格になります。
「100 mm 以内に入る」は D/4 の条件を落としており、100 mm 以内だけの規格は場所打杭工です。「50 mm の小さい方」は、同じ表の基準高の ±50 mm との取り違えです。
「x 方向・y 方向のずれがそれぞれ…80 mm 以内」は、合成した偏心量 d (No.1 は 90 mm) で比べていません。既製杭の偏心量は、2 方向のずれを合成した d を、D/4 と 100 mm の小さい方の規格値と杭ごとに比べます。
関連キーワード: 既製杭工・偏心量・出来形管理基準・規格値・鋼管杭
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