1級土木施工管理技士 (第一次検定) 施工管理法 (応用能力) 練習問題 第9問: 夏季に道路の舗装工事を、工区 A・B・C の 3 か所の作業場に分けて日中の屋外で連続して行う。日陰の休憩場所の位置や、救急車が入れる場所までの距離は工区ごとに
夏季に道路の舗装工事を、工区 A・B・C の 3 か所の作業場に分けて日中の屋外で連続して行う。日陰の休憩場所の位置や、救急車が入れる場所までの距離は工区ごとに異なる。熱中症を生ずるおそれのある作業として、事業者が労働安全衛生規則に基づいて講じる措置に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 本人の自覚症状と、ほかの作業従事者が気付いた熱中症の疑いの両方について報告させる体制を整えて周知させ、離脱や身体の冷却などの措置の内容と手順は、あらかじめ工区 A・B・C のそれぞれに別々に定めて周知させる。
「本人の自覚症状と、ほかの作業従事者が気付いた熱中症の疑いの両方について報告させる体制を整えて…工区 A・B・C のそれぞれに別々に定めて周知させる」が適当です。労働安全衛生規則第612条の2第1項は、熱中症を生ずるおそれのある作業を行うときは、あらかじめ、作業従事者に自覚症状がある場合と、ほかの作業従事者が熱中症の疑いを発見した場合に報告させる体制を整え、周知させるとしています。
第2項は、あらかじめ作業場ごとに、作業からの離脱、身体の冷却、必要に応じた医師の診察や処置などの措置の内容と実施の手順を定め、その作業に従事する作業従事者に周知させるとしています。休憩場所や救急車の入れる場所が工区で違うこの現場では、工区ごとの手順が要ります。
「ほかの作業従事者が気付いた熱中症の疑いは求めない」とする肢は、第1項の他の作業従事者が発見した場合の報告を欠いています。手順を「3 工区共通で 1 つ」定める肢は、第2項の「作業場ごとに」に反します。
周りの人の気付きを求めず、手順も 3 工区共通とする肢は、その両方を誤っています。熱中症の対策では、本人と周りの人の両方から報告させる体制と、作業場ごとの措置の手順を、作業の前に定めて従事者に周知させます。
根拠・参照資料: 労働安全衛生規則第612条の2
関連キーワード: 熱中症・報告の体制・作業場ごとの手順・身体の冷却・作業従事者への周知
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