1級土木施工管理技士 (第一次検定) 施工管理法 (応用能力) 練習問題 第2問: ある工事のネットワーク工程では、作業A (3日) の後に作業B (5日) と作業C (7日) を並行して行い、BとCがともに終わってから作業D (4日) を行う
ある工事のネットワーク工程では、作業A (3日) の後に作業B (5日) と作業C (7日) を並行して行い、BとCがともに終わってから作業D (4日) を行う。短縮できる最大日数と費用勾配 (1日短縮するごとに増える費用) は、Aが1日・5万円/日、Bが2日・1万円/日、Cが3日・2万円/日、Dが2日・4万円/日である。全体工期を2日短縮するとき、追加費用が最も少なくなる方法として適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 作業Cを2日短縮する。追加費用は4万円で、A→C→DとA→B→Dの経路がともに12日となり、全体工期は12日になる。
「作業Cを2日短縮する。追加費用は4万円」が適当です。まず経路ごとの日数を求めると、A→B→Dは3+5+4=12日、A→C→Dは3+7+4=14日で、全体工期14日を決めているA→C→Dがクリティカルパスです。
工期を縮めるには、クリティカルパス上の作業を縮める必要があります (中央建設業審議会の工期に関する基準も、クリティカルパス上の作業の進捗を管理することを求めています)。A→C→Dの上で1日当たり最も安いのはC (2万円/日・最大3日) で、2日縮めると2×2=4万円、A→C→Dは12日となり、A→B→Dの12日を超える経路は無いので全体工期は12日になります。
「作業Bを2日短縮」は、Bがクリティカルパス上に無いため、A→B→Dが10日になってもA→C→Dの14日が残り、全体工期は縮まりません。「作業Dを2日短縮」は12日にはなりますが、4×2=8万円でCより4万円高くなります。
「作業Aと作業Dを1日ずつ」も12日にはなりますが、5+4=9万円です。費用勾配の小さい作業から選ぶときは、クリティカルパス上の作業に限ることを確かめます。
関連キーワード: ネットワーク工程・クリティカルパス・費用勾配・工期短縮・最適工期
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