1級土木施工管理技士 (第一次検定) 施工管理法 (応用能力) 練習問題 第1問: 地下水位が掘削底面より高い砂質地盤を、鋼矢板の土留め壁と、切梁・腹起しによる支保工を用いて、切梁を上から3段設けながら段階的に掘削する。掘削箇所に近い歩道の下に
地下水位が掘削底面より高い砂質地盤を、鋼矢板の土留め壁と、切梁・腹起しによる支保工を用いて、切梁を上から3段設けながら段階的に掘削する。掘削箇所に近い歩道の下にはガス管が埋設されている。国土交通省の土木工事安全施工技術指針に照らし、この現場の土留・支保工の施工管理として適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 2段目の切梁と腹起しの取付けが完了するまでは、3段目の切梁の位置までの掘削には進まず、施工計画に定めた順序を守る。
「2段目の切梁と腹起しの取付けが完了するまでは、3段目の切梁の位置までの掘削には進まず…」が適当です。国土交通省の土木工事安全施工技術指針 (令和8年3月) 第5章第2節2(2) は、土留・支保工は施工計画に沿って所定の部材の取付けが完了しないうちは次の段階の掘削を行わないとしています。
切梁の無いまま掘り下げると、土留め壁に設計で見込んだ以上の曲げや変位が生じます。「打込みの範囲より広めに掘り」は誤りです。
同節2(3) は、道路で鋼矢板などの打込みに先行して布掘りやつぼ掘りを行うときは、その範囲と深さを打込みの作業の範囲にとどめ、打設後は速やかに埋め戻すとしています。「震度5弱以上」も誤りで、同節8 は震度4以上の地震が発生したときにすみやかに点検し、安全を確認してから作業を再開するとしています。
「重ね継手」も誤りで、同節6(2) は圧縮材 (火打ちを除く) の継手を突合せ継手とし、部材全体が一つの直線となるようにするとしています。切梁は圧縮材です。
段階掘削では、その段の部材の取付けが終わるまで次の段を掘りません。
関連キーワード: 土留・支保工・切梁・突合せ継手・土木工事安全施工技術指針・段階掘削
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