1級土木施工管理技士 (第一次検定) 施工管理法 練習問題 第13問: ある工事でコンクリートの品質をx̄-R管理図で管理している。1群の大きさn=4の群を20群とり、総平均x̄̄=30.0、範囲の平均R̄=2.0を得た。x̄管理図
ある工事でコンクリートの品質をx̄-R管理図で管理している。1群の大きさn=4の群を20群とり、総平均x̄̄=30.0、範囲の平均R̄=2.0を得た。x̄管理図の上方管理限界(UCL)と下方管理限界(LCL)として、正しいものはどれか。ただし、n=4のときの係数はA2=0.73、D4=2.28とする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. UCL=31.46、LCL=28.54
正しいのは「UCL=31.46、LCL=28.54」です。x̄管理図は総平均x̄̄を中心線とし、管理限界をUCL=x̄̄+A2×R̄、LCL=x̄̄-A2×R̄で求めます。
A2は群の大きさnだけで決まる係数です(NIST/SEMATECH e-Handbook of Statistical Methods 6.3.2.1)。A2×R̄=0.73×2.0=1.46なので、UCL=30.0+1.46=31.46、LCL=30.0-1.46=28.54です。
「UCL=32.0、LCL=28.0」は、A2を掛け忘れてR̄=2.0をそのまま足し引きした値です。「UCL=34.56、LCL=25.44」は、D4×R̄=2.28×2.0=4.56を足し引きした値です。
D4はR管理図の上方管理限界(UCL=D4×R̄)を求める係数なので、x̄管理図に使うのは取り違えです。「UCL=34.38、LCL=25.62」は、A2=3/(d2√n)がすでに3倍の幅を含む係数であることを忘れ、3×0.73×2.0=4.38を足し引きした値です(d2は範囲から標準偏差を見積もる係数)。
x̄管理図の管理限界は、総平均x̄̄にA2×R̄を足し引きして求めます。
関連キーワード: x̄-R管理図・管理限界・係数A2・係数D4・品質管理
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