1級土木施工管理技士 (第一次検定) 土木工学等 (専門土木・共通工学) 練習問題 第12問: 国土交通省の土木工事共通仕様書 (案) に基づく山岳トンネル (NATM) の掘削補助工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
国土交通省の土木工事共通仕様書 (案) に基づく山岳トンネル (NATM) の掘削補助工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 掘削補助工 A の範囲は、計測等で地山状態を確かめ、切羽の安全に余裕をもたせて広めに定める。
「掘削補助工 A の範囲は、…切羽の安全に余裕をもたせて広めに定める」とする肢2 が適当ではありません。土木工事共通仕様書 (案) 令和8年3月 第10編 10-6-9-3 は、掘削補助工 A の範囲について、地山状態を計測等で確認して設計図書に関して監督職員と協議し、必要最小限としなければならないと定めています。
掘削補助工 B の範囲も同じく必要最小限とされています (10-6-9-4 1項)。掘削補助工は、切羽や地山を安定させるために掘削を補う工法です。
水抜きボーリング、パイプルーフ、薬液注入、ディープウエルを掘削補助工法 B に当たるとする記述は、10-6-9-4 1項の例示のとおりです。増し吹付、増しロックボルト、鏡吹付、鏡ロックボルト、仮インバートを掘削補助工法 A に当たるとする記述は、10-6-9-3 の例示のとおりです。
フォアパイリングや先受け矢板も A に含まれます。掘削補助工 B の施工で周辺環境に悪影響が出ることが予想される場合に、速やかに中止して監督職員と協議する記述は 10-6-9-4 2項のとおりです。
掘削補助工の範囲は、A も B も、計測で地山を確かめて監督職員と協議し、必要最小限とします。
関連キーワード: 山岳トンネル・NATM・掘削補助工・薬液注入・土木工事共通仕様書
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