1級土木施工管理技士 (第一次検定) 土木工学等 (専門土木・共通工学) 練習問題 第8問: 国土交通省の土木工事共通仕様書 (案) に基づく斜面対策と落石対策の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
国土交通省の土木工事共通仕様書 (案) に基づく斜面対策と落石対策の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 落石防護工のワイヤロープは、落石の衝撃をたわみで吸収できるよう初期張力を与えずに張り、金網を設置する。
「ワイヤロープは、…初期張力を与えずに張り」とする肢1 が適当ではありません。土木工事共通仕様書 (案) 令和8年3月 第8編 砂防編 8-3-5-8 落石防護工 2項は、初期張力を与えたワイヤロープにゆるみがないように施工し、そのうえで金網を設置すると定めています。
道路編の落石防護柵工 (10-1-11-5 2項) も同じ定めです。砂防編 8-3-5-8 3項で落石の衝撃のエネルギーを吸収するよう設置すると定めているのは、ロープではなく H 鋼式の緩衝材 (衝撃を受け止める部材) です。
支柱基礎を、周辺の地盤をゆるめることなく、かつ、滑動しないよう定着させる肢2 は 8-3-5-8 1項のとおりです。PC 法枠工の基面処理では緩んだ転石や岩塊を除去するのが原則で、除去が困難な場合に設計図書に関して監督職員と協議する肢3 は 8-3-4-6 3項のなお書きのとおりです。
落石雪害防止工では危険が予測されたら工事を中止して協議するのが原則で、緊急を要する場合に応急措置の後、直ちに監督職員に連絡する肢4 は道路編 10-1-11-1 2項のただし書のとおりです。落石防護工のワイヤロープは初期張力を与えてゆるみなく張り、そのうえで金網を設置します。
関連キーワード: 落石防護工・ワイヤロープ・初期張力・法枠工・土木工事共通仕様書
模試 (35問)
この問題が解けたら、本試験はどうですか?本番形式で、ほかの科目もまとめて確かめる
本番形式の模擬試験で実力チェックPremium (月980円)Premium (ご利用中)制限時間 135分