1級土木施工管理技士 (第一次検定) 土木工学等 (専門土木・共通工学) 練習問題 第3問: 国土交通省の土木工事共通仕様書 (案) によれば、橋の伸縮装置 (鋼製伸縮継手を含む) の製作と据付けに関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
国土交通省の土木工事共通仕様書 (案) によれば、橋の伸縮装置 (鋼製伸縮継手を含む) の製作と据付けに関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. フェースプレートのフィンガーは、せり合いを避けるため二度切りを原則とし、その間隔を10mm程度あける。
「二度切りを原則とし」が適当ではありません。土木工事共通仕様書 (案) 第3編3-2-12-5鋼製伸縮継手製作工は、フェースプレートのフィンガー (継手の両側からくし歯状に互い違いに差し込まれる部分) は、せり合いなどの間隔不良を避けるため一度切りとしなければならないとし、二度切りの場合には間隔を10mm程度あけるとしています (同 1.(2))。
同じ条は、製作完了から据付け開始までの間、遊間 (継手のすき間) の保持や変形・損傷の防止のため仮止め装置で仮固定することも定めています (同 1.(4))。据付けは第3編3-2-3-24伸縮装置工 (道路橋の第10編10-4-8-2などもこの規定による) により、施工時の気温を考慮し、設計時の標準温度で橋と支承の相対位置が標準位置となるよう温度補正を行って据付け位置を決めます (同 1.)。
桁は温度で伸び縮みするため、据付け時の気温が標準温度と違えば、その分だけ位置を補正します。漏水防止の方法は同じ条で設計図書によります (同 2.)。
鋼製伸縮継手のフェースプレートのフィンガーは一度切りが原則で、二度切りにするときだけ間隔を10mm程度あけます。
関連キーワード: 伸縮装置・温度補正・遊間・鋼製伸縮継手・フィンガージョイント
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