1級電気工事施工管理技士 (第一次検定) 施工管理法 (応用能力) 練習問題 第5問: 低圧の機械器具の金属製外箱に施した接地工事の接地抵抗を測定し、次の結果を得た。機械器具はいずれも水気のある場所に施設し、接地工事を省略できる場合には当たらないも
低圧の機械器具の金属製外箱に施した接地工事の接地抵抗を測定し、次の結果を得た。機械器具はいずれも水気のある場所に施設し、接地工事を省略できる場合には当たらないものとする。「電気設備の技術基準の解釈」上、接地抵抗値が適合しないものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 三相 400 V の電動機で、1.0 秒で動作する地絡遮断装置を施設し、測定値は 50 Ω
「三相 400 V の電動機で、1.0 秒で動作する地絡遮断装置を施設し、測定値は 50 Ω」が適合しません。電気設備の技術基準の解釈(経済産業省の内規)第29条は、機械器具の金属製外箱等に施す接地工事を、使用電圧が 300 V 以下の低圧は D 種、300 V を超える低圧は C 種と定めています。
同じ解釈の第17条は、C 種接地工事の接地抵抗値を 10 Ω 以下、D 種を 100 Ω 以下とし、どちらも低圧電路で地絡を生じたときに 0.5 秒以内に自動的に電路を遮断する装置を施設するときは 500 Ω 以下に緩めています。400 V の電動機は C 種で、1.0 秒の遮断は 0.5 秒以内に当たらず 10 Ω 以下が必要なので、50 Ω は適合しません。
装置があることだけを見て 500 Ω を当てはめると誤ります。0.3 秒で動作する装置がある三相 400 V の場合は 500 Ω 以下となり、300 Ω は適合します。
三相 200 V の電動機と単相 200 V の機器は 300 V 以下の D 種で、遮断装置がなければ 100 Ω 以下となり、80 Ω と 95 Ω は適合します(C 種の 10 Ω を当てはめると誤ります)。単相 100 V で 0.1 秒の漏電遮断器がある場合は D 種の 500 Ω 以下で、350 Ω は適合します。
300 V を境に C 種と D 種を分け、0.5 秒以内の遮断装置があればどちらも 500 Ω まで、と覚えましょう。
関連キーワード: 接地工事・C種接地工事・D種接地工事・接地抵抗・地絡遮断装置