1級電気工事施工管理技士 (第一次検定) 施工管理法 (応用能力) 練習問題 第4問: 電気使用場所の低圧の電路について、開閉器で区切ることのできる電路ごとに電路と大地との間の絶縁抵抗を測定し、次の結果を得た。「電気設備に関する技術基準を定める省令
電気使用場所の低圧の電路について、開閉器で区切ることのできる電路ごとに電路と大地との間の絶縁抵抗を測定し、次の結果を得た。「電気設備に関する技術基準を定める省令」上、絶縁抵抗値が定められた値を満たしていないものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 三相 4 線式 400/230 V の動力回路(接地式・対地電圧 230 V)で 0.3 MΩ
「三相 4 線式 400/230 V の動力回路(接地式・対地電圧 230 V)で 0.3 MΩ」が基準を満たしていません。電気設備に関する技術基準を定める省令 第58条は、低圧の電路の絶縁抵抗値を使用電圧の区分ごとに定めています。
使用電圧が 300 V 以下で対地電圧が 150 V 以下の場合は 0.1 MΩ 以上、300 V 以下でその他の場合は 0.2 MΩ 以上、300 V を超えるものは 0.4 MΩ 以上です。三相 4 線式 400/230 V は使用電圧(線間の電圧)が 400 V で 300 V を超えるので、対地電圧が 230 V であっても 0.4 MΩ 以上が必要で、0.3 MΩ では足りません。
対地電圧で 0.2 MΩ の区分に当てはめると見落とします。単相 3 線式 100/200 V の電灯回路は対地電圧 100 V なので 0.1 MΩ 以上で、0.12 MΩ は適合します。
対地電圧 200 V の三相 200 V の回路は「その他の場合」の 0.2 MΩ 以上で、0.2 MΩ は「以上」に含まれ適合します。同じ条は、非接地式の電路の対地電圧を電線間の電圧とするので、非接地式の 100 V の回路は 0.1 MΩ 以上(0.1 MΩ は適合)、非接地式の 200 V の回路は 0.2 MΩ 以上(0.25 MΩ は適合) です。
区分はまず使用電圧の 300 V で分け、300 V 以下だけを対地電圧の 150 V で分けると覚えましょう。
根拠・参照資料: 電気設備に関する技術基準を定める省令第58条
関連キーワード: 絶縁抵抗・低圧電路・対地電圧・使用電圧・電技省令