1級電気工事施工管理技士 (第一次検定) 電気工学等 (電気設備・関連分野・設計図書) 練習問題 第19問: 揚水量1.2 m³/min、全揚程30 m、ポンプ効率0.6のポンプの軸動力の値として、最も近いものはどれか。ただし、水の密度は1,000 kg/m³、重力加速
電気工学等 (電気設備・関連分野・設計図書)
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第19問
揚水量1.2 m³/min、全揚程30 m、ポンプ効率0.6のポンプの軸動力の値として、最も近いものはどれか。ただし、水の密度は1,000 kg/m³、重力加速度は9.8 m/s²とする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 9.8 kW
「9.8 kW」が最も近い値です。ポンプが水に与える動力(水動力)は、Pw = ρgQH(ρ:水の密度、g:重力加速度、Q:揚水量[m³/s]、H:全揚程)で表され、ポンプの軸に加える動力(軸動力)は、水動力をポンプ効率ηで割った P = ρgQH ÷ η です。
揚水量を毎秒に直すと Q = 1.2 ÷ 60 = 0.02 m³/s です。代入すると、Pw = 1,000 × 9.8 × 0.02 × 30 = 5,880 W、P = 5,880 ÷ 0.6 = 9,800 W ≒ 9.8 kW となります。
「5.9 kW」は水動力のままで、ポンプ効率で割っていない値です。「3.5 kW」は効率で割らずに掛けた値(5,880 × 0.6 = 3,528 W)で、損失があるのに軸動力が水動力より小さくなる誤りです。
「1.0 kW」は重力加速度 g を掛け忘れた値(1,000 × 0.02 × 30 ÷ 0.6 = 1,000 W)で、質量流量[kg/s]と揚程の積を動力[W]と取り違えています。もし揚水量を毎分のまま代入すると 588 kW となり、桁が大きく外れます。
軸動力は必ず水動力より大きくなる(効率で割る)こと、流量は秒単位に直すこと、g を掛けて重さに直すことの三つを確かめましょう。
関連キーワード: ポンプ・軸動力・水動力・ポンプ効率・全揚程
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