1級電気工事施工管理技士 (第一次検定) 電気工学等 (電気設備・関連分野・設計図書) 練習問題 第2問: 低圧幹線に、電動機の定格電流の合計が 80 A、電動機以外の電気使用機械器具(照明や電熱器など)の定格電流の合計が 25 A の負荷を接続する。需要率や力率によ
低圧幹線に、電動機の定格電流の合計が 80 A、電動機以外の電気使用機械器具(照明や電熱器など)の定格電流の合計が 25 A の負荷を接続する。需要率や力率による修正はしないものとしたとき、この低圧幹線の電線に必要な許容電流の最小値として、「電気設備の技術基準の解釈」上、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 113 A
「113 A」が正しい値です。電気設備の技術基準の解釈 第148条第1項第二号(経済産業省の内規)は、低圧幹線の電線の許容電流を、原則としてその部分を通じて供給される電気使用機械器具の定格電流の合計値以上としています。
ただし、電動機のように起動電流が大きい機器(電動機等)の定格電流の合計が他の機器の合計より大きいときは、他の機器の合計に、電動機等の合計の 1.25 倍(合計が 50 A 以下のとき)又は 1.1 倍(合計が 50 A を超えるとき)を加えた値以上とします。この問題では電動機等の 80 A が他の機器の 25 A より大きく、しかも 50 A を超えるので、係数は 1.1 です。
許容電流 ≧ 25 + 80 × 1.1 = 25 + 88 = 113 A となります。「105 A」は 80 + 25 の単純な合計で、電動機等の割増しを忘れた値です。
「125 A」は、合計 50 A 以下のときの係数 1.25 を使った 25 + 80 × 1.25 の値です。「115.5 A」は、係数 1.1 を他の機器の分にまで掛けて (80 + 25) × 1.1 とした値です。
割増しは電動機等の分だけに掛け、係数は電動機等の合計が 50 A を超えるかどうかで選ぶ、と覚えましょう。
根拠・参照資料: 電気設備に関する技術基準を定める省令第56条第1項
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