1級電気工事施工管理技士 (第一次検定) 電気工学等 (電気理論・電気機器・電力) 練習問題 第15問: 「電気設備の技術基準の解釈」上、技術員が常時監視をしない変電所の監視制御方式に関する記述として、不適当なものはどれか。
「電気設備の技術基準の解釈」上、技術員が常時監視をしない変電所の監視制御方式に関する記述として、不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 変圧器の使用電圧が 170,000 V を超える変電所では、遠隔断続監視制御方式によることができる。
「変圧器の使用電圧が 170,000 V を超える変電所では、遠隔断続監視制御方式によることができる」が不適当です。電気設備の技術基準の解釈 第48条 (経済産業省の内規。電技省令第46条第2項を具体化したもの) の 48-1 表は、技術員が常時監視をしない変電所に使える監視制御方式を、変電所に施設する変圧器の使用電圧の区分ごとに定めています。
100,000 V 以下は簡易監視・断続監視・遠隔断続監視・遠隔常時監視の 4 方式のどれでもよく、100,000 V を超え 170,000 V 以下は簡易監視制御方式を除く 3 方式、170,000 V 超過は遠隔常時監視制御方式だけです。したがって、170,000 V を超える変電所に遠隔断続監視制御方式は使えません。
「断続監視制御方式は、…300 m 以内にある技術員駐在所に常時駐在し、断続的に変電所へ出向いて…」と「遠隔常時監視制御方式は、技術員が変電制御所に常時駐在し…」は、同条第二号ロ・ニの定義のとおりです。正解の肢に出てくる遠隔断続監視制御方式は、技術員が変電制御所 (変電所を遠隔で監視制御する場所) 又はこれから 300 m 以内の技術員駐在所に常時駐在し、断続的に変電制御所へ出向いて監視・操作する方式 (同号ハ) で、変電所そのものへ出向く断続監視制御方式とは出向く先が違います。
「100,000 V 以下の変電所では、…4 つの監視制御方式のいずれによることもできる」も表のとおりです。電圧が高くなるほど使える方式が減り、最後は遠隔常時監視だけが残ると覚えましょう。
根拠・参照資料: 電気設備に関する技術基準を定める省令第46条第2項
関連キーワード: 常時監視をしない変電所・監視制御方式・遠隔常時監視制御方式・断続監視制御方式