1級電気工事施工管理技士 (第一次検定) 電気工学等 (電気理論・電気機器・電力) 練習問題 第14問: 「電気設備の技術基準の解釈」上、発電機を自動的に電路から遮断する装置を施設しなければならない場合と、その対象となる発電機の容量の定められた区分の組合せに関する記
「電気設備の技術基準の解釈」上、発電機を自動的に電路から遮断する装置を施設しなければならない場合と、その対象となる発電機の容量の定められた区分の組合せに関する記述として、不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 発電機の内部に故障を生じた場合は、容量 2,000 kVA 以上の発電機が対象となる。
「発電機の内部に故障を生じた場合は、容量 2,000 kVA 以上の発電機が対象となる」が不適当です。電気設備の技術基準の解釈 第42条 (経済産業省の内規。電技省令第44条第1項を具体化したもの) は、発電機を自動的に電路から遮断する装置が必要な場合を号ごとに定めており、内部故障は第五号で、容量 10,000 kVA 以上の発電機が対象です。
2,000 kVA は、第四号の「水車発電機のスラスト軸受の温度が著しく上昇した場合」の区分です。「発電機に過電流を生じた場合は、容量にかかわらず…」は第一号のとおりで、容量の区分はありません。
「水車の圧油装置の油圧が著しく低下した場合は、容量 500 kVA 以上」は第二号、「風車の圧油装置の油圧が著しく低下した場合は、容量 100 kVA 以上」は第三号のとおりです。圧油装置の油圧が下がると水車や風車の制御ができなくなるおそれがあるため、発電機を電路から切り離します。
このほか第六号に、定格出力 10,000 kW を超える蒸気タービンのスラスト軸受の著しい摩耗や温度上昇があります。過電流はすべて、風車 100、水車 500、スラスト軸受 2,000、内部故障 10,000 kVA と、小さい順に並べて覚えましょう。
根拠・参照資料: 電気設備に関する技術基準を定める省令第44条第1項
関連キーワード: 発電機の保護装置・自動遮断・内部故障・圧油装置