1級電気工事施工管理技士 (第一次検定) 電気工学等 (電気理論・電気機器・電力) 練習問題 第13問: 「電気設備の技術基準の解釈」上、特別高圧の変圧器及び調相設備の保護装置に関する記述として、不適当なものはどれか。
「電気設備の技術基準の解釈」上、特別高圧の変圧器及び調相設備の保護装置に関する記述として、不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. バンク容量 3,000 kVA 以上 10,000 kVA 未満の変圧器では、変圧器内部故障に対して自動遮断装置又は警報装置を施設する。
「バンク容量 3,000 kVA 以上 10,000 kVA 未満の変圧器では、…自動遮断装置又は警報装置を施設する」が不適当です。電気設備の技術基準の解釈 第43条 (経済産業省の内規。電技省令第44条第2項を具体化したもの) の 43-1 表は、変圧器内部故障に対する保護装置を、バンク容量 (三相結線した変圧器の組など、一つの単位として使う変圧器群の容量) 5,000 kVA 以上 10,000 kVA 未満は自動遮断装置又は警報装置、10,000 kVA 以上は自動遮断装置と定めています。
表の下限は 5,000 kVA で、3,000 kVA 以上 5,000 kVA 未満の変圧器にはこの表の装置は求められていません。「10,000 kVA 以上の変圧器…自動遮断装置」は表のとおりです。
「他冷式の…冷却装置が故障した場合又は…温度が著しく上昇した場合に警報する装置」は同条第1項第二号のとおりで、冷媒を強制循環させて冷やす方式のため、冷却が止まると温度が上がることへの備えです。「500 kvar を超え 15,000 kvar 未満の電力用コンデンサ…内部故障時又は過電流時に動作する自動遮断装置」は第2項の 43-2 表のとおりです。
特別高圧の変圧器の内部故障の保護は、バンク容量 5,000 kVA から自動遮断装置又は警報装置、10,000 kVA から自動遮断装置と、境目の二つの数字で覚えましょう。
根拠・参照資料: 電気設備に関する技術基準を定める省令第44条第2項
関連キーワード: 特別高圧の変圧器・保護装置・変圧器内部故障・調相設備・他冷式