1級電気工事施工管理技士 (第一次検定) 電気工学等 (電気理論・電気機器・電力) 練習問題 第5問: 定格容量 500 kV·A、二次定格電圧 210 V、百分率インピーダンス 5 % の三相変圧器がある。この変圧器の二次側端子で三相短絡が生じたときの短絡電流の
電気工学等 (電気理論・電気機器・電力)
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第5問
定格容量 500 kV·A、二次定格電圧 210 V、百分率インピーダンス 5 % の三相変圧器がある。この変圧器の二次側端子で三相短絡が生じたときの短絡電流の値として、最も近いものはどれか。ただし、変圧器より電源側のインピーダンスは無視し、百分率インピーダンスは変圧器の定格容量を基準とした値とする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 約 27.5 kA
「約 27.5 kA」が最も近い値です。まず二次側の定格電流を三相の式で求めると、In = P/(√3 V) = 500×10³ ÷ (1.732 × 210) ≈ 1,375 A です。
百分率インピーダンス %Z は、定格電流を流したときに変圧器のインピーダンスで生じる電圧降下が定格電圧の何 % にあたるかを表す値なので、電源側のインピーダンスを無視すれば、三相短絡電流は Is = In × 100/%Z で求まります。代入すると Is = 1,375 × 100/5 = 1,375 × 20 ≈ 27,500 A ≈ 27.5 kA です。
%Z が小さい変圧器ほど短絡電流は大きくなり、二次側の遮断器の定格遮断電流を選ぶときの基礎になります。「約 47.6 kA」は、定格電流を単相の式 P/V (500×10³ ÷ 210 ≈ 2,381 A) で求め、√3 を落とした値です。
「約 1.37 kA」は、100/%Z を掛けずに定格電流のまま答えた値です。「約 6.87 kA」は、100/%Z の代わりに %Z の 5 を掛けた値です。
短絡電流は「定格電流の 100/%Z 倍」と覚えましょう。
関連キーワード: 百分率インピーダンス・三相短絡電流・定格電流・変圧器
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