日商簿記3級 仕訳問題 練習問題 第73問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 得意先に対する売掛金160,000円について、取引銀行を通じて電子記録債権の発生記録が行われた。
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 得意先に対する売掛金160,000円について、取引銀行を通じて電子記録債権の発生記録が行われた。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. (借) 電子記録債権 160,000 / (貸) 売掛金 160,000
売掛金について電子記録債権の発生記録が行われると、売掛金という債権が電子記録債権という別の債権に置き換わります。借方に「電子記録債権」160,000円(資産の増加)、貸方に「売掛金」160,000円(資産の減少)を計上します。
債権者(代金を受け取る側)は電子記録債権勘定、債務者(代金を支払う側)は電子記録債務勘定を使う点を区別することが重要です。「(借) 売掛金 / (貸) 電子記録債権」は借方と貸方が逆であり、電子記録債権が決済されて売掛金に戻るという実態のない仕訳になり誤りです。
「(借) 電子記録債務 160,000 / (貸) 売掛金 160,000」は債務者側の勘定である電子記録債務を使っており、当社は代金を受け取る債権者の立場なので誤りです。「(借) 受取手形 / (貸) 売掛金」は約束手形を受け取った場合の仕訳であり、電子記録債権は手形とは別の勘定科目で処理するため誤りです。
「(借) 電子記録債権 / (貸) 売上」は売上を再び計上しており、売上は掛け売上時にすでに計上済みのため二重計上となり誤りです。代金を受け取る側は売掛金を資産の電子記録債権に置き換えるだけで、売上を改めて計上することはありません。
関連キーワード: 電子記録債権・売掛金・発生記録・債権
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