ボイラー整備士 ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に使用する器材、薬品等に関する知識 練習問題 第6問: 化学洗浄に用いる酸などの薬品の取扱いに関するAからDまでの記述について、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。 A 濃硫酸を希釈するときは、容器の
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上級推定正答率 約 37%
化学洗浄に用いる酸などの薬品の取扱いに関するAからDまでの記述について、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。 A 濃硫酸を希釈するときは、容器の水を撹拌しながら濃硫酸を少しずつ注ぎ入れ、濃硫酸の側に水を注がない。 B 塩酸は硫酸に比べて揮発しにくいので、開放した容器で取り扱っても、刺激性のガスが作業場に広がるおそれは小さい。 C 酸の薬液と次亜塩素酸ナトリウムを含む薬剤が混ざると、有毒な塩素ガスが発生するおそれがある。 D 酸の薬液が皮膚に付いたときは、アルカリの液で中和しようとせず、直ちに多量の水で洗い流す。
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正解: 2. A、C、D
Aは適切。濃硫酸は水と混ざるときに多量の熱を出すため、濃硫酸に水を注ぐと、加えた水が局所的に沸騰して酸が飛び散るおそれがあります。多量の水の側に濃硫酸を少しずつ加えて、熱を分散させます。Bは適切でない。揮発しやすいのは塩酸で、硫酸は揮発しにくい酸です。塩酸からは刺激性の塩化水素のガスが出るので、換気や呼吸用保護具で吸入を防ぎます。Cは適切。次亜塩素酸ナトリウムは酸と反応して塩素を発生します (厚生労働省 職場のあんぜんサイトのモデルSDS)。Dは適切。モデルSDSの応急措置も水で洗うこととしています。アルカリで中和しようとすると中和熱が出るうえ、アルカリ自体も皮膚を傷めるので、まず多量の水で洗い流します。したがって適切なものはA、C、Dで、正解は2です。酸を中和するのはアルカリという原理は、廃液の処理には当てはまっても、人体の応急措置には当てはめません。
関連キーワード: 濃硫酸の希釈・塩酸の揮発性・塩素ガスの発生・薬品が皮膚に付いたときの措置
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