二級ボイラー技士 燃料及び燃焼 練習問題 第61問: ボイラーの燃焼で生じる硫黄酸化物(SOx)・窒素酸化物(NOx)などが環境に及ぼす影響に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
ボイラーの燃焼で生じる硫黄酸化物(SOx)・窒素酸化物(NOx)などが環境に及ぼす影響に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解: 5. 硫黄酸化物や窒素酸化物は雨水に溶け込んで酸性雨の原因となり、また窒素酸化物は炭化水素とともに光化学オキシダント(光化学スモッグ)の原因物質となる
ボイラーの燃焼で生じる硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)は、大気中で酸化・変化して雨水に溶け込み、酸性雨(酸性の強い雨)の原因となって森林や湖沼、建造物などに被害を与える。さらに窒素酸化物は、大気中の炭化水素(揮発性有機化合物)とともに太陽光(紫外線)を受けて光化学反応を起こし、光化学オキシダント(光化学スモッグ)の原因物質となる。したがって「硫黄酸化物や窒素酸化物は雨水に溶け込んで酸性雨の原因となり、また窒素酸化物は炭化水素とともに光化学オキシダントの原因物質となる」は正しい(選択肢5が正しい)。「硫黄酸化物や窒素酸化物は無害で規制の対象となっていない」は誤りで、これらは大気汚染物質として大気汚染防止法などにより排出が規制されている(選択肢1は誤り)。「酸性雨の主な原因物質はCO2であり硫黄酸化物や窒素酸化物は関係しない」は誤りで、酸性雨の主な原因物質は硫黄酸化物と窒素酸化物である(選択肢2は誤り)。「ばいじんは健康に影響を与えることはなく除去の必要はない」は誤りで、ばいじんは呼吸器などへの健康影響があるため集じん装置による除去が必要である(選択肢3は誤り)。「光化学スモッグは冬季の夜間に最も発生しやすい」は誤りで、光化学スモッグは太陽光(紫外線)が強い夏季の日中に発生しやすい(選択肢4は誤り)。
関連キーワード: SOx・NOx・酸性雨・光化学スモッグ・環境影響
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