一級ボイラー技士 ボイラーの取扱い 練習問題 第83問: キャリオーバが急激に発生したとき、自動給水制御を介して低水位事故に至るおそれがある経過として、最も適切なものはどれか。
キャリオーバが急激に発生したとき、自動給水制御を介して低水位事故に至るおそれがある経過として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 3. 水位制御装置が見掛け上の高水位を検出して給水量を減らし、その間も水が蒸気とともに持ち出されて実水位が低下する。
急激なキャリオーバでは、激しい沸騰や泡立ちなどにより水位が見掛け上高く検出されることがあります。水位制御装置がこれを実際の高水位と判断して給水量を減らす一方、水は蒸気とともに缶外へ持ち出され続けるため、実際の保有水量が減少し、低水位事故に至るおそれがあります。「低水位と判断して給水量を増やす」という経過は検出方向が逆です。「同伴水がボイラー内へ戻る」のではなく、キャリオーバでは水分が蒸気系統へ持ち出されます。「乾き度だけに影響する」わけではなく、水位制御にも影響します。また、水位指示が高くても実水位と一致しているとは限らないため、指示だけで低水位の危険がないとは判断できません。
関連キーワード: キャリオーバ・見掛け水位・自動給水制御・給水量減少・低水位事故
次のステップ
この問題が解けたら、本試験はどうですか?
本番形式の模擬試験で実力チェックPremium (月480円)Premium (ご利用中)本番と同じ制限時間
他の科目もチェック
解いた後に読みたい解説記事
- ボイラー1級
【2026年版】一級ボイラー技士のテキストおすすめ|参考書の選び方と計算問題対策
一級ボイラー技士のテキスト・参考書の選び方を解説。二級より選択肢が少ない市場で、日本ボイラ協会公式テキストを軸に4科目(構造・取扱い・燃料燃焼・法令)を攻略する教材構成と、計算問題対策に特化した教材の活用法を紹介します。優先順位と今日からの学習手順が分かり、独学にも使えます。
- ボイラー1級
一級ボイラー技士は独学か講習か|水管・計算・実務経験で決める (2026年版)
一級ボイラー技士は、二級の延長で独学できる人と、受験準備講習を足した方が早い人に分かれます。受験資格、免許申請の実務経験、水管ボイラー、計算、費用を2026年時点の公式情報で整理します。
- ボイラー1級
一級ボイラー技士の過去問は無料でダウンロードできる|公式PDFの入手先と演習量の確保のしかた
一級ボイラー技士の過去問は、試験を実施する安全衛生技術試験協会が公表試験問題として無料公開しています。いまダウンロードできるのはPDF2本。入手先と、2級より市販教材が薄いこの試験で演習量をどう確保するかを整理しました。


