一級ボイラー技士 ボイラーの取扱い 練習問題 第56問: ボイラー本体や給水系統の腐食と、その防止に用いる薬剤に関する記述として、正しいものはどれか。
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中級推定正答率 約 51%
ボイラー本体や給水系統の腐食と、その防止に用いる薬剤に関する記述として、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 1. 脱酸素剤の亜硫酸ナトリウムは、溶存酸素と反応して硫酸ナトリウムになるので、注入するとボイラー水の溶解性蒸発残留物が増える。
亜硫酸ナトリウムは溶存酸素と結び付いて硫酸ナトリウムに変わる。これは水によく溶ける塩なのでボイラー水の中に残り、溶解性蒸発残留物の濃度を押し上げる。よって1が正しい。
2:皮膜をつくる薬剤は、金属の表面を膜で覆って酸素などを触れさせないことで腐食を抑えるもので、酸素と反応して除くのは脱酸素剤の働きである。
3:アルカリ性に保つだけでは溶存酸素による腐食は止まらないので、脱酸素剤で酸素を除いたり、皮膜をつくる薬剤を加えたりする。
4:給水系統の配管や機器を腐食させる主な原因は溶存酸素で、硬度成分は主にスケールの原因になる。
5:低圧ボイラーで多いのはpHの低下や溶存気体による腐食で、濃いアルカリが鋼材を侵す例は、普通の低圧ボイラーでは少ない。
関連キーワード: 溶存酸素・亜硫酸ナトリウム・脱酸素剤・溶解性蒸発残留物・給水系統
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