一級ボイラー技士 燃料及び燃焼 練習問題 第38問: ボイラーの排ガスにアンモニアを注入し、触媒層で窒素酸化物(NOx)を窒素と水蒸気に分解する乾式の排煙脱硝法(選択接触還元法)がある。酸化チタンにバナジウムなどを
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上級推定正答率 約 36%
ボイラーの排ガスにアンモニアを注入し、触媒層で窒素酸化物(NOx)を窒素と水蒸気に分解する乾式の排煙脱硝法(選択接触還元法)がある。酸化チタンにバナジウムなどを加えた一般的な触媒を用いる場合、触媒層を通る排ガスの温度として最も適しているものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 2. 約350℃
国内で最も多く使われている選択接触還元法は、排ガスにアンモニアを加え、酸化チタンを主成分にバナジウムやタングステンを加えた触媒の上でNOxを選んで反応させ、窒素と水にする方法です。反応器は350℃前後で運転するので、選択肢2が適しています。選択肢1の約120℃のような低い温度では、触媒上でSO₂から生じたSO₃がアンモニアと結びついて硫酸水素アンモニウムとなり、触媒の表面を覆って脱硝の性能を下げます。選択肢5の約1,000℃は、触媒を使わずに850〜1,000℃程度の炉内へアンモニアを吹き込む無触媒脱硝法の温度域です。選択肢3・4の約500℃・約700℃も、この触媒の通常の運転温度である350℃前後から大きく外れます。
関連キーワード: 排煙脱硝・選択接触還元法・アンモニア・触媒・硫酸水素アンモニウム
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